2022年夏、ミランの若手ストライカーたちの去就について【ショートニュース】

ロレンツォ・コロンボマルコ・ナスティ
本日の話題は、ミランに所属する若手ストライカーたちの去就についてです。


ロレンツォ・コロンボ


既に当ブログで記事にした通り、ミランの若手FW陣の中で今夏の移籍第一号となったのがコロンボです。



新シーズンからセリエAで戦うレッチェにレンタル移籍した彼は、移籍先でのプレシーズンマッチで早速ドッピエッタをマークする活躍を披露。監督へのアピールに成功しています。



2得点はいずれもコロンボの持ち味とするパンチの効いたシュートであり、レンタル先で幸先の良いスタートを切ることができましたね。

一方、ここからは現時点で去就が不透明なグループとなります。

マルコ・ラゼティッチ


昨シーズンの冬に加入したものの、昨季はプリマヴェーラでの5試合出場ノーゴールに終わったラゼティッチ。一方ユース代表ではプレー機会を得ており、数週間前のU19欧州選手権では3試合で2ゴールを決めるなど活躍しているだけに、新シーズンではクラブでも出場機会の増加が期待されるところです。



そこで、ミランフロントはラゼティッチをセリエAorBのクラブへレンタル移籍させることを狙っているとのこと(『calciomercato.com』より)。現時点で有力な移籍先クラブの名前は挙がっておりませんが、どこかしらに武者修行に出すのはほぼ間違いないでしょうね。

マルコ・ナスティ


3人目はマルコ・ナスティです。
昨季はプリマヴェーラを始めとする公式戦で28試合に出場し、17ゴール・8アシストを記録。不振極まる下部チームにおいて得点ランキング3位に入る素晴らしい活躍を見せました。




そんな彼は新シーズン、セリエBに所属するコゼンツァへのレンタル移籍が有力視されています。



ここまで非常に順調にステップアップできている印象ですし、新シーズンの活躍にも是非とも期待したいところです。

エミール・ロバック


最後はミラン・プリマヴェーラ所属のロバックについてです。

昨季は公式戦27試合に出場して7ゴール・1アシストを記録。ゴール数はまずまずといった印象ですが、ゴールを決めた時期がシーズン前半戦に集中しているのは気になる点です。
というのもロバックはシーズン後半戦にゴールが無く、またシーズン終盤戦にはベンチスタートのまま出場機会なしといった試合が増えている、と。数字から判断すると苦戦しているように見受けられますね。

そのことも影響してか、今夏のメルカートにてロバックをデ・ケテラーレ獲得のために取引の一部に組み込むのではないかと報じられています。



この場合は完全移籍になるでしょうし、先述した3人とはだいぶ異なった形での放出となりそうですね。


それでは今回はこの辺で。

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