セビージャ買取OP不行使? アンドレ・シウバの去就はどうなるか



現在ミランからセビージャにレンタル移籍中のアンドレ・シウバ。

シーズン序盤こそデビュー戦でハットトリックしたりマドリー戦でゴールを決めたりなどイケイケでしたが、その後失速。
現在は公式戦40試合に出場して11ゴールとのことです。


これを受け、当初は買い取る気満々だったセビージャもトーンダウン。『ムンド・デポルティーボ』にて、セビージャはアンドレの買取OPを行使しないことを決断したなんて報道も出てきました。


ミランへのレンタルバックが濃厚とされるアンドレですが、果たして今のミランに彼の居場所はあるのかという話ですよね。

今回はそれについて少し考えていきます。



僕の中でのアンドレ評を端的に言えは、ずばり「器用な選手」です。

テクニックがそこそこありスピードもそこそこあり、パスもそこそこ出せて得点パターンもそこそこ豊富ということで、これといって明確な弱点のない非常にバランスのある選手だなーと。


だから2トップを採用するならかなり有用な選手だと思うんですよね。

上記の通りオールラウンダー型なので相方のタイプを限定しませんし、活かし・活かされる関係性を構築しやすい2トップならば彼の能力も存分に発揮しやすいかなと。


ピョンテク(クトローネ)―アンドレのコンビでも良いですし(この場合はピョンテク、クトローネのサポートがメイン)、パケタ―アンドレのコンビでも合うでしょう(この場合はストライカーとしてのプレーがメイン)。



問題は1トップで起用する場合ですね。


彼は能力バランスが良い選手ではあるものの、ずば抜けた何かがあるかと言われるとそうではない。


そのため1トップで起用して巧みにボールを収めさせるだとか、絶妙な裏抜けからゴールを狙わせるだとか、そうした特定の専門的な動きに専念させるのはバランス型の彼にとっては荷が重い(それに勿体ない)かなという気がします。



実際に昨季後半はサイドを起点に縦に速いサッカーを志向したため、1トップにはよりDFとの駆け引きに長け、エリア内でゴールを奪うことに特化したクトローネが優先的に起用されました。

今季は周囲のサポートが少ない中、圧倒的な決定力と得点パターンを誇るピョンテクが1トップを務めていますが、この役割をアンドレがこなすのは非常に厳しいでしょうしね。




というわけで、2トップをベースとしたチーム作りを行うなら貴重な存在になり得るためミラン残留は(能力的には)アリですが、1トップをベースとするならば移籍した方が良いというのが個人的な見解でした。


ちなみに移籍先候補としては、現在マルセイユ(トヴァンとのトレード?)、バレンシア、モナコ、レスター・シティなど多数のクラブの名が挙がっています。

上記の通り2トップなら使い勝手の良い選手ですから、引く手数多なのも頷けます。


移籍か残留か…彼の去就は今夏のミランの補強戦略とも密接に関わってきますし注目ですね。


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[ 2019/04/20 12:00 ] 移籍情報 放出 | TB(-) | CM(0)

パルマ戦プレビュー


今回は、日本時間で明日の19時30分に行われるパルマ戦についてのレビューを行いたいと思います。


予想スタメン

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による、パルマ戦の予想スタメンは以下の通りです。



システム;4-3-3

GK;ドンナルンマ

DF;カラブリア サパタ ロマニョーリ ロドリゲス

MF;ケシエ バカヨコ チャルハノール

FW;スソ ピョンテク ボリーニ


まぁ順当なところでしょうね。

前回の記事で3バック(3-4-2-1)導入の可能性について言及しましたがまだ早いと思いますし、それにパケタがベンチスタート濃厚ですし、おまけに相手がパルマですからやり慣れた4-3-3でいいと思います。


ドンナルンマが戻ってきてくれたのも大きいですね。
レイナも素晴らしいパフォーマンスでしたが、やはりセーブ力についてはドンナルンマが上だと思うので。

懸念の足元の技術もパルマ相手なら問題ないでしょう。



そしてムサッキオに代わりサパタがスタメン予想となっていますが、サパタの調子は良さそうですしおそらく大丈夫でしょうね。



直近成績(5戦)

パルマ;0勝2分3敗 4得点 10失点
ミラン;1勝1分3敗 5得点 7失点




両チーム共に非常によろしくないですが、直近2戦に限ればパルマは2分、ミランは1勝1敗(1敗はユヴェントス戦)と最悪の時期は脱した感があります。

なお、両チームの前回の対戦はミランの2-1勝利でした。クトローネの素晴らしい決勝ゴールによって勝利を収めた試合ですね。



試合展開・結果予想


アウェーではあるもののミランがポゼッションし、パルマが引いて守る展開になることは間違いないと思います。

重要なのはやはり先制点を(前半の内に)奪うことですね。


パルマは引いて守ってのロングカウンターは強烈ですが、ボールを持ってのポゼッションは得意ではありません。


ですから先制点を奪い、彼らを引っ張り出せれば大分有利に戦えると思います(実際、前回の対戦では2-1後にカウンターから決定機を量産できましたからね。ケシエとチャルハノールが外しまくりましたが笑)


逆に先制されると相手はよりロングカウンター狙いを強めると思いますし、今節からスタメン復帰(予定)のエース・ジェルヴィーニョを中心に強力な攻撃を仕掛けられてしまうので危険です。


まずは早々に得点を奪うこと。この点についてはピョンテクはもちろんのこと、最近不調のスソの1発にも期待したいですね。



最後に結果予想についてですが、先制点を奪えれば3-0勝利も現実的だと思います(逆に攻めあぐねれば……)。



この試合ではCL権獲得のため勝利が必ず必要です。

ランチタイムキックオフの試合におけるミランの戦績は悪いといった不吉なデータもありますが、そんなデータを吹き飛ばす快勝劇に期待したいですね。


Forza Milan!


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[ 2019/04/19 18:00 ] 試合 プレビュー | TB(-) | CM(0)

今のミランと3バック(3-4-2-1)の親和性について



はじめに


先日のラツィオ戦にて、試合途中にシステムを3-4-2-1に変更して流れを掴んだミラン。


そしてミランが1-0で勝利を収めたこの試合後、フランチェスコ・グイドリン氏(僕の思う世界最高の戦術家であり、最も敬愛する監督。こちらの記事「フランチェスコ・グイドリンとは何者か?」にて詳述)が『Milannews.it』に対し、ミランが3-4-2-1を今後も続けていく可能性について肯定的な発言をしてくれました。


個人的にも3バックは大賛成でしたし、今のミランに最も合うフォーメーションだと思っていたのでこの発言は滅茶苦茶嬉しかったです(笑)


折角なので今回は、僕の考える今のミランのベストな布陣とその中身について詳しく掘り下げていこうかなと思います。



本題①~攻撃について~


ミラン3-4-2-1



最初に結論から言いますと、これが僕の考える現状のベストメンバーです(守備的にいく場合はロドリゲス→サパタ)。



今のミランが抱える一番の問題は、何といってもトップに君臨するピョンテクに渡る(チャンス)ボールが少なすぎることでしょう。

その原因はいくつか考えられるわけですが、1つとしてまず彼の周囲に人がいないことが挙げられます。


そこで、チャルハノールとパケタを2シャドーとして彼の両脇に配することで、こうした問題を解決しようというのがこのシステムの1つの狙いです(もちろんこれだけだと、あくまで数的な意味で解決し得るというだけに過ぎませんが)。


圧倒的な決定力、豊富な得点パターン、相手マーカーを出し抜く巧みな動き出しといった彼のストライカーとしての能力はずば抜けています。これを活かさない手はありません。


相手2ライン間でのボールの引き出しが上手く、パスの判断も良いパケタとチャルハノールの2人ならシャドーとして最適です。中でもパケタはクロスボールに合わせるのも上手いのでターゲットとしての役割にも期待できますしね。




続いてWBですが、こちらは積極的に上下動してもらってサイド攻撃の起点になると共に、クロスを上げるのが主な役割になるでしょう。

この3-4-2-1システムなら攻撃の中心は中央突破になるわけですが、もちろん相手が中を固めてくればサイドからの攻撃は有効(むしろ必須)です。


豊富な運動量でタイミングよくオーバーラップしてボールを受けたり、サイドに流れたシャドーと連携したりしてサイドを崩していくことが求められます。


この点に関しては、豊富な運動量と献身性を誇るボリーニ(ラクサール)は適任でしょうね(攻撃に関して若干の力不足感は否めませんが…)。


それにSBよりも前に出やすい分、特に右WBのコンティ(カラブリア)の攻撃性能は今まで以上に活きるでしょうね。




両ボランチに関してはケシエとバカヨコが鉄板(できればビリアがいいかなーと思いつつも、彼のコンディションやガットゥーゾ監督の前者2人への信頼感からしてこのコンビは不動)でしょう。


4-4-2とかだと彼らの両ボランチでは非常に不味いわけですが、このシステムならボランチに展開力がなくともそこまで問題ないと思いますしね(前方へのパスコースができやすいため)。



本題②~守備について~


守備については、素早くローラインでブロックを作るという形が良さそうです。

その際にやって欲しいと考えているのが、5-3-2へのシステムの変更ですね。


チャルハノールが一列下がり、パケタとピョンテクが横並びの関係を作る5-3-2(3-5-2)の形で守備ブロックを形成します。

ミラン5-3-2



これまで何度も書きましたが、ミランは守備の際にピョンテク以外が引いて守る4-5-1の形が多く、そのためロングカウンターがほとんど機能しないんですよね。


翻ってこの可変システムを採用すれば、前線にパケタとピョンテクの2人を残せます。


パケタは素晴らしいキープ力がありますし、彼とピョンテクで上手くボールを収めつつ、チャルハノールやケシエ、両WBが飛び出していくといったロングカウンターの形を作れれば非常に強力なのではないかと。



おわりに

さて。ここまで僕の妄想もとい願望を疲労させていただきました(笑)


問題はこのシステムの実現可能性についてですが、決してなくはないのかなぁと。


メンバーは違えど前節の途中から同フォーメーションは試していますし、結果も出た以上はまた同じフォーメーションで挑む可能性はありそうですよね(試合途中からでも)。

そしてメンバーについても、おそらくこのフォーメーションでいくのであれば必然的にここに行きつくはずです。多分(笑)



後は、このシステムを軸にした場合のビルドアップの仕方ですとか、各局面における動き方の基準(俗にいうプレー原則)のようなものを日々の練習でしっかりチームに落とし込み、実際の試合で実践していければCL権は固いのではないか、というのが僕の持論でした。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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[ 2019/04/18 18:00 ] 考察 戦術 | TB(-) | CM(2)

怪我人情報まとめ~パルマ戦で彼らが復帰へ~


待望の復帰

『Sky』によると、ミランのルーカス・パケタが遂に練習復帰を果たしたそうです。


冬に加入したばかり、それも欧州初挑戦にも関わらずもはやチームの中心選手の1人といっても全く過言ではないパケタ(彼のチームにおける重要性については以前書いた記事「ルーカス・パケタがミランにもたらした2つの変化」にて詳述しているので、未読の方はご覧ください)。


彼の復帰は過熱するCL権争いを制する上で欠かせないものでしたし、当初は今シーズン中の復帰も絶望視されていただけに非常に嬉しい誤算ですね。



また、ドンナルンマも同様にチーム練習に復帰したようです。

現在はレイナが素晴らしいパフォーマンスでゴールマウスを守ってくれていますが、ことシュートストップに関してはそれでもドンナルンマに軍配が上がります。

1点もののシュートを防ぐことができる彼の有無は、勝ち点の有無延いてはCL権の有無に大いに影響し得るものです。

彼の復帰はCL権獲得に向け追い風になりますね。



怪我人情報

続いて前節のラツィオ戦で負傷交代したカラブリアとロマニョーリですが、どうやらカラブリアは早くもチーム練習に復帰してくれたそうです。

しかしロマニョーリは練習を欠席中だとか(いずれもソースは『Sky』)。


当初の報道では週末のパルマ戦で復帰予定とのことでしたが、あまり無理はして欲しくないですね。

強行出場した結果長期離脱でもされたら本当に困りますしね。


これからもコッパ・イタリアのラツィオ戦やアウェーのフィオレンティーナ、トリノ戦などタフなゲームが残っていますし、そういった試合で彼がいないのはチームにとって痛すぎます。


幸いサパタが良好なコンディションを維持していそうなだけに、少しでも再発のリスクがあるならばパルマ戦はサパタでいくという選択肢もありかなーと思いますね。


コーチ陣の決断に注目です。



〇おまけ~契約延長オファー?~


さて。先に言及したカラブリアですが、どうやらクラブ側は彼に契約延長オファーの準備をしているとのこと。

今季のカラブリアは右SBのレギュラーを完全に掴み、リーグ戦26試合に出場して1ゴールをマークしています。


未だに守備時のポジショニングに怪しさが見られるものの、タックルや運動量を活かしたオーバーラップといった彼の長所は輝きを増していますし、22歳という年齢を考えれば今後の更なる成長にも期待がかかります。


契約延長は極めて妥当ですし、是非とも実現して欲しいですね。


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[ 2019/04/17 18:00 ] 選手情報 怪我人 | TB(-) | CM(2)

ミラン、グレミオのエヴェルトン獲得交渉がストップ?その原因は…



ミランの獲得候補として名の挙がっているグレミオ所属のエヴェルトン。

彼についてはスポーツディレクターであるレオナルドが獲得を熱望していると言われており、実際に選手と個人合意したなんて話もありました。


しかし、最近の『コリエレ・デラ・セーラ』によれば、再びのFFP違反によりミランに処罰が下る可能性が出てきたことで交渉がストップしたとのこと。



僕は彼については好プレー集でしか観られていないため偉そうなことはいえませんが、細かいタッチのドリブラーでありかなりテクニカルな選手であるため、セリエAで通用する素質は十分だと思います。

そして何より、「左ウィングを主戦場とするドリブラー」は今のミランに欠けている大きなピースの1つです。


現在の左ウィングのファーストチョイスはチャルハノールですが、彼はドリブラーではありません。

パケタが左インサイドハーフなら問題なく活躍できるとは言え、どちらにしろ1対1を仕掛けられる選手はスーパーサブとしても極めて有用です。


それに何よりパケタがいない時は彼が左インサイドハーフに回りますから、その意味でも純粋なウィンガーは何としても欲しいところですね。



しかし、そんなエヴェルトン獲得に際し大きな障壁として立ちふさがったのが皆さんご存知のFFP(UEFA)です。


エヴェルトンの移籍金は5000万ユーロともいわれており、FFPがある以上はかなり難しいオペレーションになりそうですね。


エヴェルトンはマンチェスターシティなども獲得に興味を示していると言われる人気銘柄だけに、この足踏みが致命的なものとならなければいいのですが…。


最後に、彼の好プレーをまとめた動画を貼っておきます。
※7分以上あるため、視聴の際にはお気をつけください。





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[ 2019/04/16 18:00 ] 移籍情報 獲得 | TB(-) | CM(0)

【ラツィオ戦】 採点&寸評

今回は、先日のラツィオ戦におけるミラン選手の寸評をやっていこうかなと(詳しい試合内容についてはコチラの記事をどうぞ)。

これまではガゼッタの採点を引用しつつ、その試合で特に気になった選手だけに言及していきましたが、今回は採点も含め全選手の寸評を独断と偏見でやろうと思います。



レイナ

この試合の個人的MOTMはこの人。

開始序盤のインモービレのシュートを始め、ラツィオの(ミドル)シュートを尽くシャットアウト。

先日のラツィオ戦のプレビュー記事にて「序盤の立ち上がりでの失点だけは絶対にしないことがとにかく大事」といったことを書きましたが、彼のファインセーブがなければ早々の失点もあり得ましたね…。


彼の安定感のあるプレーぶり、そして何よりビジュアルのおかげでアッビアーティを想起しました(笑)



カラブリア

ラツィオはミラン側右サイドを重点的に攻めてきたため、彼にとってはいつもより更にタフなゲームとなりました。

何度か突破を許すシーンはありましたが、全体的なプレーは悪くなかったかなと(むしろ良かった)。


怪我の程度が軽いことを祈りたいですね。



ムサッキオ6.5

守備に関してはカラブリアと同様。

そして何より値千金のPKを獲得してくれたのは本当に大きかったですね。





ロマニョーリ6.5

流石の安定ぶり。

怪我の具合が非常に心配されましたが、どうやら軽傷らしく来週までに復帰可能とのこと。

今のミランで欠かせない選手の1人ですからね。本当に良かったです。



ロドリゲス5.5

年明け前の彼はどこへ行ってしまったのか…

最近は全体的に守備がかなり軽いですし、この試合でも終盤にあわやPKといったプレーを披露(サビッチとの競り合いという難しいタスクではありましたが…)。

ビルドアップにおける貢献は確かにありますが、もう少し守備をどうにかして欲しいですね。





ケシエ6.5

全体的なプレー内容は可もなく不可もなく(6)ですが、あのプレッシャーのかかるPKを冷静に決めてくれたので6.5。

試合後の行動については反省していただきたいですね。




バカヨコ

いつも通り素晴らしい守備を披露。

ビリアが長期離脱して以降は出ずっぱりであるにも関わらずこの安定感は素晴らしいの一言ですね。

試合後の行動(ry



チャルハノール

得点かアシストをしていれば文句なしのMOTMでしたが、それでも十分すぎるパフォーマンス(コチラのマッチレポート記事にて詳述)。

完全に攻撃の中心と化していますし、この調子を維持して欲しいですね。



スソ

見せ場はいくつかあったものの、全体としては可もなく不可もなくという印象です。

彼の持ち味は何といってもサイドからのカットインor正確無比なクロスですから、ハーフスペースといった中央寄りに常駐されるとあまり活きないんじゃないかと。

それとピョンテクとのコンビがあまり良くないのも気になりますね。


彼がシーズン前半戦のようなキレキレの動きを取り戻してくれればチームとして大分楽になりますし、なんとか復調して欲しいですね。





ピョンテク

いつも通り孤立無援状態が試合中に続きつつも、少ないタッチ数で巧いポストプレー、惜しいシュートと見せ場を作りました。

ただまぁ彼に関していえばとにかくチャンスが少なすぎます。

あの決定力を活かせないのは本当に勿体ないこと極まりないですね…。



ボリーニ6.5

運動量と献身性、そして左WBから右WBまでこなすポリバレント性は非常に素晴らしい。

6.5は少し甘いかもしれませんが、無失点ということと彼のポリバレント性が活きた試合ということで(笑)



ラクサール

彼の気概は画面上で観ていてもビシビシ伝わってきますね。

攻撃面ではインパクトは残せませんでしたが、守備で頑張りました。



サパタ6.5

ロマニョーリの負傷交代ということで(おそらく)急遽ピッチに投入されたものの、非常に安定したパフォーマンスを披露。

途中出場のサパタというと非常に悪いイメージがあるのですが(多分パレルモ戦とかのせい笑)、この試合は良い意味で予想を裏切ってくれました。




クトローネ

ケシエがゴールを決めた後の喜び方といい、投入直後にサポーターを煽って盛り上げたことといい、彼は本当に応援したくなる選手ですよね。

少ないプレー時間ながらも惜しいチャンスを作り出しましたし、スーパーサブとしても有用であることを証明しつつあります(本人としては複雑でしょうが…)。


このまま腐らずプレーを続けていけば必ずゴールは生まれるでしょう。
第3節ローマ戦のように、またチームを救うゴールを決めて欲しいと思います。



ガットゥーゾ

カラブリア、ロマニョーリを負傷交代せざるを得ない状況の中、システムを3-4-2-1に変更して試合の流れを掴むことに成功。

前回も書きましたが、この試合のガットゥーゾ監督の戦術修正は素晴らしかったですね。

クトローネの投入も、これまでのように機械的に2トップにするのではなくしっかり1トップを維持してくれましたしね。



総評

1-0という僕が一番好きなスコアで勝ってくれたこともあり、評価は気持ち甘めに付けました(笑)

無失点を維持しつつ、今後は攻撃の質(特にスソ―ピョンテクの連携の向上)を上げていって欲しいと思います。



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[ 2019/04/15 12:30 ] 試合 | TB(-) | CM(2)

【セリエA32節】 ミラン対ラツィオ 【マッチレポート】

スタメン

ミランラツィオ1



前半


ミランの攻撃~欠かせない男~


前半はホームチームであるミランがポゼッションし、ラツィオがミドルブロック(5-3-2)で守るという展開がメイン。

そんなミランの組み立て、そして崩しの中心は完全にチャルハノールです。

文字通り縦横無尽に動き回りつつ、ワンタッチツータッチでボールをシンプルに叩いて相手守備ブロックを揺さぶり崩していきます。


くどいようですが、今のミランでこれを継続的に狙ってやれるのはチャルハノールとパケタだけですからね。


パケタが離脱中の今、これができるチャルハノールの重要性はますます高まっていますし、その役割を忠実にこなせていると思います。


ミランラツィオ2
―例えばこのシーン。マーカー(黄)を引き連れながらCBからの縦パスを受けたチャルハノール(赤)は、横にいるフリーのバカヨコ(青)へとシンプルに叩く




ミランラツィオ3
―その直後のシーン。バカヨコはチャルハノールのマーカーが空けてしまったスペース(黒)へと持ち運び、前方のボリーニ(紫)へと悠々とパスを出した



続いてデータも参照しましょう。

bandicam 2019-04-14 07-57-26-979


上図はこの試合におけるチャルハノールのボールタッチポジションを図示したものです(『WhoScored』より。右攻め)。

タッチ数は79回。左サイドを中心としつつ、中央、右サイド、バイタルエリアなど様々な場所でボールに触っていることがわかります。



bandicam 2019-04-14 07-58-06-572


こちらは同じポジションのケシエのボールタッチポジションです(ソースは同上。タッチ数は82.)。。

見比べると違いは一目瞭然ですね。特にバイタル付近でのタッチ数に如実な違いが表れています。



ラツィオの攻撃~サイド攻め~


一方、ラツィオの攻撃はWBを活かしたサイド攻撃がメイン(ミランの守備はいつも通りのミドルブロックが基本でたまにハイプレス)。

中央でボールを持ったルーカスやルイス・アルベルトがサイドへ(ロング)ボールを展開し、そこからフィニッシュに繋げていきます。


特に多かったのが左サイドからの攻撃です。

1つの形として、左WBルリッチ、左ISHルイス・アルベルト、トップ下のコレアの3人を中心に、時にはトップのインモービレまでがサイドに流れてきて局所的な数的同数~優位を作り突破を図りました。

ミランラツィオ4
―このシーンでは5人(白)がパス回しに参加




特にコレアは神出鬼没。流動的に動きますし、ミランにとっては厄介極まりない相手でしたね(笑)


ミランラツィオ5
―ルリッチ、コレア(桃)、インモービレと素早くパスが繋がったシーン。惜しくもオフサイドとなったが、通れば決定機となっていたかもしれない





チャンスシーン


以上のような攻撃を以てチャンスを作っていった両チーム。

しかし、決定機の「質」という点ではラツィオに軍配が上がるかなと。

序盤のインモービレのシュート(レイナがファインセーブ)を皮切りに、コレアやアルベルトがかなり惜しいシュートを放っていました。


対するミランもチャルハノールのミドルシュートやピョンテクのヘディングなどありましたが、いずれも決定機とまでは呼べなかったかなと。


とは言え両チームともに前半はスコアレスで終了。



後半


攻めあぐねる両チーム

後半序盤は両チームとも攻めあぐねます。

ラツィオとしてはコレアの後半早々の負傷退場が痛恨だったかと。

代わって入ったカイセドはコレアのように流動的に動いて効果的なプレーを見せることは非常に少なく(僕がラツィオの試合を観るときにこの人が活躍したためしがない)、前半のようなサイドでの素早いパス回しは減った印象でしたね。


一方のミランは、ラツィオが後半になりラインをやや下げて中を固めてコンパクトに守り始めたことが影響してか、中央に縦パスが入らなくなります。

そういうときにサイドを効果的に使いたいわけですが、左はボリーニですし右のスソは中央寄りに常駐する時間が長くあまり機能せず。



システム変更の妙


68分にミランにアクシデント発生。ロマニョーリとカラブリアが負傷し、それぞれサパタ、ラクサールとの交代を余儀なくされます。

それと同時にシステムを3-4-2-1に変更しました。

ミランラツィオ6


この変更は実に素晴らしかったですね。

サイドを有効に使えていない状況でしたから、両WB(ラクサールとボリーニ)を置いてサイドに張らせることで幅を取る人員を確保したのでしょう。

おまけに、守備においてはその2人がそのまま相手のWBとマッチアップすることで、相手サイド攻撃の起点を潰せます。


実際、この交代の後からミランが(主に右)サイドを使ってラツィオを完全に押し込む時間帯が増えましたしね。


そして優勢に試合を運び始めたミランが79分にPKを獲得し、それをケシエが決めてミランが先制に成功しました!




終盤の攻防、そして疑惑の…


何としても同点弾を奪いたいラツィオは4バックに変更し攻勢を強めます。

一方のミランはクトローネを投入(ここでいつもの2トップではなく、ピョンテクに代えて1トップを維持したのも素晴らしい)。ラインを下げつつもカウンターから追加点を狙いました。


この終盤の攻防で解せなかったのが、ラツィオがショートパスメインの攻めをギリギリまで続けたことですね。

ラツィオの前線のメンバー及びミランが放り込みに弱いことを考えれば、とっとと前線にロングボールを放り込みエアバトルに持ち込んだ方が明らかに良かったはず。


ようやくアディショナルタイム前後の時間帯で放り込み始め、案の定チャンスを作り始めるラツィオ。

そして試合終了間際にエリア内でミリンコビッチ・サビッチがリカロドに倒されますがPKならず。

このシーンについては賛否両論ありますが、僕はPKを取られても全く不思議ではなかったと思います。



結局試合は1-0のまま試合終了。




まとめ

ミランがラツィオとの直接対決を制し、見事4位の座を死守しました!

いや~嬉しいですね。最後の乱闘は余計でしたが…(ケシエとバカヨコは反省して欲しい)。


今日の試合は全員が本当に良く頑張ったと思いますが、特に負傷交代でカードを消費せざるを得ない中、的確な戦術修正で試合の流れを引き寄せたこの試合のガットゥーゾ監督の采配は本当に素晴らしかったと思います。

今後の戦術家としての成長にも期待が持てそうですね(まだ手のひらは返しません。笑)



さて。5試合ぶりに勝利を収めたミランの次節の相手はパルマです。

今回の大きすぎる勝利をふいにしないためにも、そして何よりCL権のためにも絶対に勝利が必要です。


まずはしっかり休んでもらい、次節以降も勝利を積み重ねていって欲しいですね。


Forza Milan!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

[ 2019/04/14 13:00 ] 試合 解説 | TB(-) | CM(0)

【運命の一戦】ラツィオ戦プレビュー【セリエA32節】


予想スタメン


『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による、ミラン対ラツィオの予想スタメンは以下の通りです。




システム;4-3-3

GK;レイナ

DF;カラブリア ムサッキオ ロマニョーリ ロドリゲス

MF;ケシエ バカヨコ チャルハノール

FW;スソ ピョンテク ボリーニ


妥当なところでしょう(本当はビリア有の4-2-3-1が良いですが…)。

パケタは欠場。ドンナルンマはラツィオ戦での復帰が期待されていたもののこちらも欠場です。
しかし、同じく負傷中だったコンティが復帰を果たしてベンチ入りするようです!


そして注目のCBでしたが、ガゼッタさんによればこれまで通りムサッキオとなっています。

しかし、どうやらこのポジションについてはまだ定かではなく、サパタないしカルダーラの可能性もあるようですね。



直近成績

ミラン;1勝1分3敗
ラツィオ;2勝2分1敗



ミランは4戦勝ち無し、ラツィオは2戦勝ち無しと両者ともに低調です。


また、彼らのここ5試合の直接対決の結果はミランの1勝4分0敗です
引き分けが多すぎます(笑)

更に特筆すべきデータとして、そのスコアが挙げられます。

5試合のスコアを新しい順に列挙しますと…
0-0
1-1
0-0
0-0
2-1

このように、非常にロースコアなんですよね。

かつてモンテッラ・ミラン崩壊の端緒となった試合がラツィオ戦で、その時は4失点を喫したわけですが、近年はこのように手堅い試合が多いですね。



試合展開・結果予想


両者ともに絶対に負けられない試合なだけに、できるだけリスクを回避しようとするのではないでしょうか。


とは言え今節はサンシーロに6万人ほどのサポーターが応援に駆け付けるとの報道もありますし、おそらく観客の声援を背にミランがポゼッションする展開になる可能性が高そうです。

できれば引いて守ってロングカウンターを狙う展開が望ましいんですけどね。パケタがいない今、ガットゥーゾ・ミランがポゼッションで相手の守備を崩していくというのがどうにも想像できません。



そんなミランが絶対に避けなければいけないのは、序盤の立ち上がりで絶対に失点しないことです。

インテル戦はハイブロックともハイプレスとも言い難い気持ちだけ先行した曖昧な守備をして早々に失点。

サンプドリア戦ではミスによりわずか1分で失点。これらの試合の結果がどうなったかはご存知の通りです。


主導権を握って(ポゼッションして)戦うというのがかなり苦手なガットゥーゾ・ミランにとってビハインドを負うというのは致命的です。ですので、とにかく先に失点しないことが重要でしょう。




最後に結果予想ですが、両チームの直近の状況や直接対決の結果などに鑑みれば、ロースコアの試合になることがかなり濃厚です。

ラツィオはラドゥとマルシッチが欠場ということですが、ミランは攻撃が良くないですしね…。



個人的スコア予想としては0-0です。ですがこの予想が当たったら怒ります(笑)




4位以内フィニッシュが目標(ミランにとっては至上命令)の両チームにとって、この試合で勝利以外を求めることはできません。

引き分ければお互いの勝ち点差はそのままですが、同じくCL権を狙う5位アタランタと6位ローマ(それぞれミランと勝ち点差0、1)との差が開く(縮まる)恐れがありますからね。



ミランは現在4戦勝ち無しと苦しいチーム状況ではありますが、この試合には絶対に勝利して嫌な流れを断ち切って欲しいですね。


Forza Milan!

[ 2019/04/13 12:30 ] 試合 プレビュー | TB(-) | CM(0)

ミラン、来季は中盤の陣容を大幅入れ替えする可能性も?



『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、来季のミランは中盤を大刷新する可能性があるそうで、その放出候補はモントリーボ、ベルトラッチ、マウリ、ケシエ、バカヨコ、ビリア、の6人だそうです。

さらに、上記のソースによれば…

モントリーボ、ベルトラッチ、マウリの移籍はかなり濃厚(いずれもフリーでの移籍)

バカヨコの去就はCL権の有無が大きく関係。またビリアの去就も重要か

ケシエ売却によるキャピタルゲインは大きいため、放出はあり得る

逆に中盤の「獲得」候補としては、サッスオーロのセンシ、ナポリのディアワラの名が



…とのことです。

今回は上記のそれぞれについて個人的見解を述べていこうかなと。


まず①について。ほぼ間違いなくこの3人は放出だと思いますし、それによる補強もないでしょうね。

言い方は悪いですが明かな余剰人員ですし。

3人ともミランでもっと活躍できる実力や潜在能力はあったと思うのですが……特にマウリは惜しいなぁと。


彼らはいずれも今夏に契約切れとなる選手たちですので移籍金は貰えませんが、来季からモントリーボとベルトラッチの年俸が浮くのは大きいですね。



次に②について。現在レンタル中のバカヨコの完全移籍には3500万ユーロが必要と言われており、それゆえ彼の買取が可能かどうかはCL権獲得の有無が大いに関係してくるそうです。


また買取資金捻出のためにビリアを放出するなんて話も。

ビリアの契約は来年の夏までですし、今夏ならば移籍金も取れますからね。年俸(350万ユーロ)も浮きますし。


ただし前にも書きましたが、ビリアとバカヨコはどちらもアンカーで起用されることが多いもののタイプはかなり違います。

ですのでビリアを売却するならば、それ相応の代役の確保はしてもらう必要がありますね。



次に③について。ケシエの価値は4000万ユーロ以上とも言われており、これは現ミランの選手の中でも上位に位置する額でしょう。

またプレミア方面、PSG、中国クラブなど多数のクラブから関心を寄せられているため、CL権を逃した場合の移籍の可能性は低くはなさそうです。


しかし、ちゃんとした組織が作れる監督の下ならば更なる成長・活躍が望める選手ですし、成長途中の今放出するのは戦力的にも財政的にも非常に勿体ないと思います。

個人的には放出して欲しくないですね。



最後に④について。現在噂される中盤の獲得候補としてはセンシとディアワラの名が挙がっています。

彼らは2人とも若く有望な選手(前者は23、後者は21)であり、能力的にも非常に良い目の付け所だと思います。

保有選手の市場価値を高めたい今のミラン経営陣の戦略とも合致しますしね。


可能性としてはおそらくバカヨコが買い取れなかった場合にディアワラ、ビリアを放出する場合にセンシ獲得が現実味を帯びてくるのではないでしょうか


さて。シーズンも佳境に入り、いよいよこうした移籍の噂話もぽつぽつと出てくることかと思われます。我々サポーターにとって一喜一憂する時期がやってきますね(笑)


そんな移籍市場におけるミランの動向を決定づけるといっても過言ではないのが、来季のCL出場権の有無です。


何としてもCL権を獲得してもらい、充実した移籍市場にしてもらいましょう。


[ 2019/04/12 18:00 ] 移籍情報 放出 | TB(-) | CM(2)

カルダーラ、まさかの大一番ラツィオ戦で実戦復帰か?



『Goal.com』によれば、次節のラツィオ戦でガットゥーゾ監督が驚きの決断を下すかもしれないとのこと。



それはズバリ、マッティア・カルダーラの起用です。


カルダーラは今季からミランに加入し、ユヴェントスへと逃げ帰ったボヌッチの穴を埋める活躍を期待されていました。

しかし前所属のアタランタでは3バックの中央でかつ特殊な戦術の下でプレーしていたこともあり、4バックシステムへの適応に時間がかかるとのことでした(ガットゥーゾ談)。


そんな彼のミラン公式戦デビューはELでのデュドランジュ戦。実力差も大いに影響したものの、相手の攻撃に無難に対処してクリーンシートでの勝利に貢献しました。

ミランでの公式戦デビューも果たし、いよいよ次はリーグ戦に出場!…という矢先に右足の負傷で長期離脱。

結局のところ、ミランでの彼の出場はここまでデュドランジュ戦の1試合のみとなっています。



さて…そんな彼を大一番であるラツィオ戦で起用するというのは何ともリスキーですし、少々現実味に欠ける話ですね。


確かにムサッキオは抜群に優れたDFというわけではないですし、この前のユヴェントス戦でのPK献上然り結構やらかします(笑)

ですので、彼を代えること自体に不満があるわけではないのですが、その代役が「今の」カルダーラというのはどうなのかなぁというのが率直な感想です。


これがネスタとかミラン3年目のチアゴ・シウバとかならわかるんですけどね(笑)

チームのDF全体の質を劇的に変えてくれる彼らならば多少のリスクを背負ってでも起用すべきだと思うのですが、「今の」カルダーラを起用したとしてもそこまでの効果は期待できませんし、むしろブランク明けということで個人レベルのミスを犯してしまう可能性が高いんじゃないかなと。



と、ここまでカルダーラ起用の是非について考えてきたわけですが、何だかんだラツィオ戦はムサッキオでいくのではないかというのが僕の見解です。

ただし、数カ月前に「アバーテのCB起用」なんてこともやってのけたガットゥーゾ監督のことですからね。どうなるかは蓋を開けてみるまでわかりません。


様子を見てみましょう(笑)


[ 2019/04/11 13:00 ] 選手情報 出場 | TB(-) | CM(0)