18-19シーズンのミラン選手を振り返る 【FW編】


このシリーズもいよいよ最終回。ラストはFW編です。



スソ

セリエA;先発35 7ゴール 10アシスト
評価;7



MVP候補の1人。

後半戦は途中調子を落としましたが、最終盤になると再びキレを取り戻して勝利に貢献してくれました。

今季のスソに関していえば間違いなくミランのエースでしたし、そうした難しい役目を十分に果たしてくれたと思います。


ただ来季に関していえば全くの別問題なので、放出容認派であることに変わりないですけどね。



サム・カスティジェホ

セリエA;先発8 途中23 4ゴール 2アシスト
評価;5.5



シーズン前は大きな期待を寄せられていた彼ですが、最後まで主力となり切れずにシーズンを終えてしまいました。

狭いスペースでのプレー、ボールの受け方といった点は、残留するとすれば来季に向けての大きな課題となりそうです。



ファビオ・ボリーニ

セリエA;先発10 途中10 2ゴール 2アシスト
評価;6



様々なポジションでプレーしてチームを陰ながら支えてくれました。

まぁコスパの観点から言えばかなり微妙ですし、来季は起用できそうなポジションもなくなるので売却して良いと思います。



ピョンテク

セリエA;先発16 途中2 9ゴール
評価;6.5



冬に加入したものの圧倒的決定力を見せつけてゴールを量産。

孤立無援状態が大半であったにも関わらずこの成績は素晴らしいの一言。

欲を言えばもう1点取って、「1シーズンに2つクラブのそれぞれで2桁得点」という偉大な記録を達成して欲しかったです・・・。


来季はCFを活かすのが上手いジャンパオロの下、どのようなプレーを見せてくれるのか本当に楽しみです。



パトリック・クトローネ

セリエA;先発12 途中22 3ゴール 2アシスト
評価;5.5



大きな飛躍を遂げた昨季とは異なり、今季は主にイグアイン(前半戦)、ピョンテク(後半戦)のサブに甘んじた期間が大半でしたね。


ただ途中投入でチームに活力を注入し、積極的な動きで相手DF陣をかき乱すと言ったように記録以外の面での貢献もあったかなと。


彼の去就は不透明ですが、できれば残留してほしいですね。


 
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[ 2019/06/07 23:56 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(2)

18-19シーズンのミラン選手を振り返る【MF編】



独断と偏見で今季のミラン選手を評価していくシリーズ。今回は3回目、MF編です。


ホセ・マウリ

セリエA;先発2 途中3
評価;5.5



少ない機会でしたが、主にアンカーポジションでプレー。

個人的にはインサイドハーフでのプレーが観たかったんですけどね。アンカーだとボールの受け方も良くないですし、守備もそんなに良くないしでアンカー適正あるのかなーと。

今季で契約満了とのことですが、中盤の量が足りないですから延長しても良かったのではと思いました。



ジャコモ・ボナベントゥーラ

セリエA;8試合 3ゴール 1アシスト
評価;5.5



前半戦で負った大怪我により、後半戦は出場なし。



ハカン・チャルハノール

セリエA;先発34 途中2 3ゴール 6アシスト
評価;6.5



前半戦は監督の使い方が悪いこともあり良くありませんでしたが、後半戦はパケタの加入もあり復調を果たしました。

ファイナルサードでのプレー精度は後半戦も(最終盤を除き)相変わらずでしたが、ボールの運び役としてチームに多大な貢献をしてくれましたね。


彼には移籍の噂がありますが、ジャンパオロの下での成長にかなり期待できる選手ですから来季もミランでプレーして欲しいです。



バカヨコ

セリエA;先発26 途中5 1ゴール 1アシスト
評価;7



彼がいなければ、ミランのCL挑戦は2月頃に終わっていたでしょうね。

無敵の空中戦と圧倒的なボール奪取能力で尽く相手からボールを刈り取り、ミランの失点減に大きく貢献してくれました。


ガットゥーゾが次にどこで指揮を執るか知りませんが、彼とスソだけは何としても連れていきたいんじゃないでしょうかね(笑)



アンドレア・ベルトラッチ

セリエA;なし
評価;5



リーグ戦は出場なし、ELではデュドランジュ戦の2試合に先発したものの、いずれも最低のパフォーマンスに終始。

モントリーボと違い、今季も当初は戦力として数えられていただけに、正直に言って期待外れでした。



リカルド・モントリーヴォ

セリエA;なし
評価;―



元々構想外だったようなので、特になし。



ルーカス・ビリア

セリエA;先発13 途中3 1ゴール
評価;5.5



長期離脱後は動きにキレがなく、攻守ともに不安定でしたね。

本人は残留を希望しているとのことですし、またアンカーポジションの層の薄さも考えれば残留が濃厚でしょう。

来季は怪我前のパフォーマンスを取り戻してくれることに期待です。



ルーカス・パケタ

セリエA;先発12 途中1 1ゴール 1アシスト
評価;6.5



冬移籍&欧州初上陸ながら恐ろしいほどの適応スピードを見せ、瞬く間にチームの主力として活躍したパケタ(彼の具体的なプレー内容や貢献についてはコチラとかこの記事などで詳述)。

彼のもたらした影響は非常に大きく、もし彼の加入がなければガットゥーゾ監督がシーズン終了までチームにいることはなかったでしょうね。


来季はジャンパオロの下でどんなプレーを見せてくれるのか本当に楽しみです。
中心選手に据えればとてつもない活躍をしてくれると思いますよ。



フランク・ケシエ

セリエA;先発34 7ゴール 2アシスト
評価;6



怪我なくプレーし続けたことや、PKを冷静に決められる胆力は素晴らしかったです。

それ以外に関しては、正直に言って「酷い」の一言。

当初は彼にとっての飛躍のシーズンになると踏んでいただけに、かなり残念なパフォーマンスでした(特に後半戦)。


去就は不透明ですし個人的には売却しても良いと思いますが、もし残るとすればジャンパオロの下での成長に期待します。


 
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[ 2019/06/06 20:00 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)

18-19シーズンのミラン選手を振り返る 【DF編】


独断と偏見で今季のミラン選手を評価していくシリーズの2回目。今回はDFについてです。


ダヴィデ・カラブリア

セリエA;先発22 途中4 1ゴール 1アシスト
評価;6



断続的に怪我で離脱したものの、今季は全体的に主力としてプレー。

ポジショニングの怪しさ、クロス精度、空中戦など物申したい点は多々ありますが、一方でボール奪取能力や運動量、ビルドアップ能力等はかなりのものを持っており、それらを活かしてチームに貢献してくれました。

ジャンパオロ(来季の監督として実質決定済み)の下での覚醒に大いに期待できる選手の1人だと思っていますので、来季の飛躍が楽しみです。



アンドレア・コンティ

セリエA;先発4 途中8 2アシスト
評価;5.5



2度の長期離脱を経て遂に今季後半から復帰を果たしたコンティ。

途中出場からアシストを記録するなど復帰序盤は幸先の良いスタートを切ったものの、その後は低パフォーマンスに終始。

特に守備時のポジショニングや1対1の弱さはかなり悪目立ちしていました。


来季はどこまで怪我以前のパフォーマンスを取り戻せるかに注目です。
もし取り戻せれば、カラブリアとは違った特色を持つ選手として非常に有力な選択肢となりますしね。



アレッシオ・ロマニョーリ

セリエA;先発32 2ゴール
評価;7



カピターノとしての初シーズン、彼は出色のパフォーマンスを披露してくれました。

地上戦・空中戦を問わず、1対1の強さはリーグ屈指といって良いですし、カバーリングも素晴らしい。

ただ注文を付けるとすれば、インターセプトやタックルといった積極的に奪いに行くプレーは多くなく、そのためズルズルと最終ラインを下げて2ライン間を空けてしまう場面もちらほら見られました(この辺の動きは戦術や中盤ラインとの関係も影響するため、彼だけの責任とは思いませんが)。


例えば、ロマニョーリ自身が「僕のアイドル」だと公言するネスタは、天才的なラインコントロールとカバーリングだけでなく、鋭い出足やハードマーク・タックルで尽く相手ボールを奪い取っていました。

残念ながらまだその域には至っていないかなと。


僕は彼には本当に期待していて、だからこそ厳しくなってしまい恐縮なのですが・・・来季は更なる成長を遂げて欲しいと切に願っています。

DFに積極的な守備を要求するジャンパオロのサッカーは、彼を更に成長させる上でも好都合かもしれませんね。




クリスティアン・サパタ

セリエA;先発12 途中1
評価;6



ムサッキオやロマニョーリが欠場する際に代わってスタメン出場し、控えとしては申し分のないパフォーマンスを披露してくれました。

やらかしも少なかったですしね。

長い間ミランのCBを務めてくれたことに心から感謝です。



イグナツィオ・アバーテ

セリエA;先発15 途中4
評価;10(6.5)



今季序盤はコンディション不足もあり、ベンチを暖める日々が続きました。

しかしその後、CBに故障者が続出したことでまさかのCBを務め、しかもそこで安定したパフォーマンスを披露するというサプライズを提供。

CBが続々と戻ってきてからは控えに戻りましたが、終盤はカラブリアの離脱に伴い再び最終節までスタメンを奪取。

特筆すべきはボローニャ戦。完璧なパフォーマンスで対面のサンソーネを完封し、好調ボローニャ撃破に大きく貢献してくれました。


上記のような今季のパフォーマンスに対する評価は6.5としましたが、これまで長い間ミランに尽くしてくれた彼に対し、特別に最高点である「10」を付けさせていただきました。

彼に対しては、ただただ「ありがとう」という言葉しか見つかりません。

今後、どこへ行っても応援し続けます。



マテオ・ムサッキオ

セリエA;先発29
評価;6



シーズンを通し、無難なパフォーマンスに終始した印象ですね。
そんなに悪くないですが、特別良いわけでもないと。

ディバラのようなテクニックのあるタイプや、空中戦に強い相手を苦手としているのかなーと。

割と戦術理解度は高そうなので、ジャンパオロの下でどうなるかは興味がありますね。



イヴァン・ストリニッチ

セリエA;なし
評価;―




年末頃に心臓の問題を克服して定期的に招集メンバーに入るようになりましたが、実戦復帰は果たせず。

彼はジャンパオロの下でプレーした経験がありますから、それがどういうメリットをもたらしますかね。



マッティア・カルダーラ

セリエA;なし
評価;5



正直かつ率直に言ってしまえば、期待外れだったなーと。

シーズン前は主力としてチームを支えることを期待されていましたが、それがまさかセリエA出場なしでカップ戦に2試合出場するだけに終わるとは・・・。

現在も怪我で離脱中、本格復帰は冬頃になるとのこと。
来季の逆襲に期待です。



リカルド・ロドリゲス

セリエA;先発35 3アシスト
評価;6.5



前半戦では安定した守備を見せていたのですが、後半戦は非常に不安定な守備を露呈。

ポジショニングも時におかしく、攻撃にも積極的には絡まない(絡めない)ということで、正直なところ後半戦は良くなかったかなと。

まぁ戦術的に欠かせない選手でしたし(CBと横並びになってビルドアップに参加。ラクサールでは難しい)、怪我なくほとんどの試合に出場してくれたということで、少し迷いましたが6.5にしました。



ディエゴ・ラクサール

セリエA;先発6 途中14
評価;5.5



上記の通り戦術的に合っていなかったということもあり、守備固めとして途中投入されるパターンがかなり多かったですね。

それでは活きないですし、活躍できなかったのも仕方ないかなと。

彼については移籍の噂もちらほら囁かれていますが、残るとしても今季よりは活躍してくれそうなので個人的には文句ありません。

頑張って欲しいですね。


 
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[ 2019/06/05 21:49 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)

18-19シーズンのミラン選手を振り返る 【GK編】



今回から数日かけて、18-19シーズンのミランの選手たちを採点&寸評していきたいと思います。

注意点として、出場数・得点数などのデータや個人的採点はシーズンを通してのものですが、寸評については主に後半戦のセリエAでのプレー内容に言及するつもりです。
前半戦の個人的採点&寸評については既に12月のウィンターブレイク期間にやっていますからね。

それと、後半戦に出場していない選手(移籍だったり、長期離脱だったりにより)については触れません。


なお、評価基準についてはピッチ上でのパフォーマンス出場時間を主体とし、ピッチ外での振る舞いなどについては基本的に対象外とします。要は前半戦を振り返ったときと同じです。



第一回目の今回はGK編。GKは3選手しかいないので少し短くなりますが、ご了承ください。


ホセ・マヌエル・レイナ

セリエA;先発2、途中2
評価;6



前半戦はELのみの出場で可もなく不可もなくというパフォーマンスでしたが、後半戦はドンナルンマの負傷によりリーグ戦に4試合出場。

出場機会が少なかったため6としましたが、そのパフォーマンスは本当に素晴らしいものでした。

特筆すべきはラツィオ戦。CL争いの直接ライバルとの大一番にて、負傷欠場のドンナルンマに代わり先発したレイナは好セーブを連発し、チームの1-0勝利に大きく貢献してくれました。


来季のチーム編成によっては正GKに昇格することも考えられますが、個人的には十分にそれを任せられるだけの実力を備えていると思いますね。

懸念要素としては、急激な衰えが来ないかどうか。まぁキーパーは一般的に息が長い傾向がありますし、大丈夫ですかね。


語学堪能でムードメーカーでもある彼の存在は、今のチームにとって欠かせないものだと思います。
来季もミランで活躍して欲しいですね。



アントニオ・ドンナルンマ

セリエA;なし
評価;―



うーん、彼については特に触れる話題もないですかね。
第3GKなので出場0も想定内ですし。




ジャンルイジ・ドンナルンマ

セリエA;先発36
評価;7.5




契約更新問題もありやや精彩を欠いた昨季とは打って変わり、今季は出色のパフォーマンスを見せてくれました。

サンプドリア戦で致命的なミスを犯した点を除けば、後半戦はファインセーブを連発し何度チームを救ったかしれません。

一時期(2月~3月頃)ミランのことを堅守だ堅守だとメディアが持て囃していましたが、別に組織的に堅かったわけではなく(守りに人数はかけていましたが)、失点減の多くはドンナルンマのスーパーセーブ連発に依るものでしたからね。


そんなドンナルンマですが、来季もチームに残るかは不透明となっています(どちらかといえば移籍濃厚)。
彼のプレーによって勝ち点をもぎ取ってきた試合を今季は何度も目にしただけに、放出した場合大ダメージを被る可能性はあります。


とは言え監督が代わることで守備組織の改善は期待できますし、後釜としては短期的にはレイナ、長期的にはプリッツァーリ(昨日彼のプレー集を拝見しましたが、紛れもなく逸材だと感じました)がいますから、全てが期待通り上手くいけばダメージは最小限に抑えられそうではありますね。

そして今でもドンナルンマに残留してほしい気持ちは変わらないものの、昨日の記事投稿後に観たプリッツァーリのプレーに大きな希望を感じたので、彼がいるなら・・・と危機感が和らぎつつあるのも事実です。



・・・話が逸れましたが、とにかく今季のドンナルンマは(足元以外)本当に素晴らしかったですし、個人的には今季のMVP候補の1人ですね。


 
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[ 2019/06/04 18:00 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)

今季前半戦の選手たちを振り返る~FW編~


サム・カスティジェホ

セリエA;16試合(途中出場11) 2ゴール
EL;4試合

評価;6




試合時間や全体的なプレー内容を踏まえると5.5が妥当な気がしますが、サッスオーロ戦、SPAL戦とガットゥーゾ監督の去就すなわちチームの状態が危うくなってきた頃の試合で点を取るため非常に印象が良いです。

 本職らしい右サイドにはスソがいるため今後も右での出番は少ないでしょう。しかし左WGは実質的に誰もいません(チャルハノールがようやく左インサイドハーフで起用され始めた)ので、補強がなければ今後は左のスタメンで出られるでしょうね。

 個人的に好きな選手ですし、後半戦からは継続的に結果を残してほしいです。



スソ

セリエA;18試合 4ゴール 8アシスト
EL;4試合(途中出場2) 1ゴール

評価;7.5




 僕の考える今季前半戦のMVPは紛れもなくスソです。
ミランのリーグ前半戦の総得点は26。スソのゴール・アシスト数の合計が12。これだけで彼の貢献度は明らかですね。

 確かに守備をほとんどしない(効果的ではない)ことやスピードが足りないこと、また足元で受けたがり過ぎるといった短所は存在しますが、現チームの崩しの中心は間違いなく彼であり、実際に圧倒的な数字を残している以上は褒めるしかないでしょう。

 最近は彼へのマークも厳しくなっていますが、後半戦は最低でも6ゴールは決めてもらって2桁得点を達成してほしいですね。

 ちなみにイグアインと並び、今季後半戦の鍵を握る(と僕が勝手に考えている)1人です。



ゴンサロ・イグアイン

セリエA;15試合 6ゴール 1アシスト
EL;5試合 2ゴール 1アシスト

評価;6




 ユヴェントス戦より前(7)と以後(5)を平均して6点にしました。
 彼もまたチャルハノールに似ており、本人にも悪いところがあるがそれ以上に使われ方が悪いというパターンだと思います。

 ただイグアインのユーヴェ戦以降の低パフォーマンスの原因は本人によるところも大きいですけどね。
 背中とか腰を痛めながらのプレーでしたから当然なのですが。なぜ休ませなかったのか。

 SPAL戦で待望のゴールが決まったことで精神的には楽になったと思いますし、後半戦は大爆発してほしいですね。具体的には最低でも9ゴール決めてもらって、せめてシーズン15ゴールは達成してほしい。




ファビオ・ボリーニ

セリエA;7試合(途中出場4) 1アシスト
EL;5試合(途中出場2) 1ゴール

評価;5.5



 今季も様々なポジションでプレーするも、どのポジションでも及第点以下という感じでしょうか。

 個人的にはWG起用で、逆サイドからのクロスに対してエリア内へ飛び込ませる役割しかないと思いますけどね(つまりドリブルとかでボールを持ち運ばせるのはダメ)。

 そんなボリーニですが、どうやら中国クラブへの移籍が濃厚のようです。




パトリック・クトローネ



セリエA;17試合(途中出場9) 3ゴール 1アシスト
EL;5試合(途中出場2) 4ゴール

評価;6




少ないチャンスでゴールへと結びつける素晴らしい決定力を披露してくれました。イグアインとの相性もかなり良いです。

 後はもう少しプレーの幅を広げて欲しいところですね。具体的にはポストプレーやサイドに流れてのプレーなど。

 

アレン・ハリロビッチ

セリエA;出場なし
EL;3試合(途中出場2)

評価;5




 現時点では「ファイナルサードでの輝きを失ったスソ」のような選手でしょうか。つまり巧いことは巧いのですが、相手にとっては全く脅威ではないといった印象です。

 レンタルでの武者修行が既定路線でしょうが、彼を欲しがるセリエAのクラブは果たしてあるのか…。




終わりに


 以上、4回に渡ってミランのトップチームに所属する全選手の今季前半戦について見てきました。
 やや辛口になってしまった選手のファンの方には本当に申し訳ないです。あくまで僕の私見ですので、その点をご理解いただけたらと思います。


 後半戦ではすべての選手に前半戦を上回るパフォーマンスを期待したいですね。
仮にそれが実現したら、ドンナルンマやスソのパフォーマンスがとんでもないものになりそうですが(笑)


[ 2019/01/04 18:23 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)

今季前半戦の選手たちを振り返る~MF編~


ホセ・マウリ

セリエA;3試合(途中出場1)
EL;2試合(途中出場1)

評価;5.5




 気迫のこもったプレースタイルでいかにもガットゥーゾ監督好みの選手ですが、どうにも適切な起用法が見えてこないですね…。

 アンカー起用の場合、少しプレスがかかると全く縦パスを通せなくなりますし、展開力も守備力も低い。

 インサイドハーフ起用の場合、プレスの早さや鋭さは活きますがボールを運べませんし、エリア付近でチャンスを作れるわけでもない…。


 加入当時は滅茶苦茶期待したので、何とか大成してほしいのですが…現時点ではスタメンは厳しいですね。



ジャコモ・ボナベントゥーラ

セリエA;8試合 3ゴール 1アシスト
EL;2試合

評価;6




 「スコアラー」の1人として非常に重要な戦術的役割を担っていただけに、彼の離脱がチームの得点力不足に直結しました。

 評価は6点としましたが、継続的に出てくれていればおそらく6.5ないし7になっていたと思いますね。



ハカン・チャルハノール

セリエA;17試合(途中出場1) 3アシスト
EL;5試合(途中出場2) 1ゴール 3アシスト

評価;5.5




 これまで何度も当ブログで言及しているチャルハノールですから詳細は省きます(これ「ハカン・チャルハノールの苦境 ~不調の原因とその解決法~ 【本編】」とかこれ「チャルハノール・システム(仮)、遂に誕生か?」とか)。
 簡潔に言うと、彼のファイナルサードでの精度も酷かったがそれ以上に起用法が悪かったというのが僕の持論です。

 とにかく今後はチャルハノール中心のシステム作りをしてくださいってことと本人は早く決定力を取り戻してくださいってことの2つですね(笑)



バカヨコ

セリエA;14試合(途中出場5)
EL;6試合(全試合フル出場)

評価;6.5




 前半の序盤~中盤(ジェノア戦まで。5.5点)と終盤(7.5点)のパフォーマンスを平均して6.5という感じでしょうか(笑)

 開幕のナポリ戦はめまいがするほどのパフォーマンスでしたが、確かウディネーゼ戦辺りからグングン良くなっていきましたね。

 そして今では中盤の守備の要を務めるまでに成長しました。

 彼が覚醒しなければ、ビリアが長期離脱した時点でミランのCL圏フィニッシュの目標は早くも潰え、今頃ミランの指揮官としてピッチサイドに立っているのはドナドーニだったでしょう(笑)


 バカヨコの覚醒に関しては紛れもなくガットゥーゾ監督の功績ですし、あの名将コンテでも成し得なかったことです。素直に称賛されるべきでしょうね。もちろんその期待に応えたバカヨコ本人も。




アンドレア・ベルトラッチ

セリエA;出場なし
EL;4試合(途中出場2)


評価;5




 うーん…期待していただけに何と言うかがっかり感が拭えませんね。
 デュドランジュ戦2試合でのパフォーマンスが全てでしょう。

 残念ながらミランではどうにも上手くいかなさそうですし、新天地で心機一転図った方が賢明な気がします。



〇リカルド・モントリーボ

セリエA;出場なし
EL;出場なし

評価;―




 出場機会ゼロのため採点不可。

 どう考えても移籍した方が本人のキャリアにとってはいいはずなのですが、本人は冬の移籍に乗り気でない様子。
 まぁ夏にフリーで出た方が好条件の契約を結べるでしょうし、オファーも増えるでしょうからそれ狙いですかね。後は250万ユーロの年俸、それと家庭の都合もあるのでしょうか。



ルーカス・ビリア

セリエA;9試合
EL;2試合

評価;6



 ボナベンと同様の理由で6としました。

 バカヨコが覚醒した今でもプレースタイル的にはチームにとって極めて貴重な存在ですし、一日でも早い復帰を祈りたいです。



フランク・ケシエ

セリエA;18試合 3ゴール 1アシスト
EL;3試合(途中出場1)

評価;6.5




 とんでもない酷使のされ方だったミランの4-3-3システムの3MF唯一の生き残りにして、その後も(サスペンションとELの数試合を除き)起用され続けた鉄人。

 前にも書きましたが、彼の頑丈ぶりは異常なレベルです。よく怪我しないなと。とても有り難い話ではあるんですけどね。


 ただしピッチ上のプレーに関していえば、やや伸び悩んでいる感はあるかなと。
 ボナベンと同様に「スコアラー」としての役割も担っていたと思うのですが、ファイナルサードでの精度が低すぎましたね…。チャンスの量に比べて3ゴールというのは少ないと思います。

 まぁ彼の運動量だからこそ作れた決定機もたくさんありましたし、前半戦終盤の得点力不足を彼1人に押し付けるのは不当ですけどね。


 プレー内容に関しては改善の余地は大いにありつつも、怪我もせずチームのために走り続けてくれたという点を大きく評価して6.5としました。


[ 2019/01/03 20:13 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)

今季前半戦の選手たちを振り返る~DF編~


ダヴィデ・カラブリア

セリエA;15試合(途中出場2) 1ゴール
EL;4試合

評価;6




 積極果敢なオーバーラップで相手DFを引き付け、同サイドのスソにスペースとパスコースを継続的に提供。
 去年から頻繁にコンビを組んでいることもあってか、かなりの連携を見せてくれていますし、スソが得点とアシストを量産できた1つの要因でしょう。

 しかし、ファイナルサードでのプレー判断やクロス精度にまだ難があったり、守備においてもポジションニングが悪く相手を自由にさせてしまったりと悪い点も目につきました…。

 今後の更なる成長に期待です。


アンドレア・コンティ

セリエA;2試合(途中出場2)
EL;出場なし

評価;―




1年以上の離脱期間を経て遂に復帰を果たし、先日2試合に出場しました。
 しかしいずれも途中出場で、試合への関与も極めて少なかったため評価はできません。

 リーグ後半戦からは、やや単調さが目立つ攻撃陣に活力を注入する存在として期待したいですね。


アレッシオ・ロマニョーリ



セリエA;15試合 2ゴール
EL;4試合(途中出場1)

評価;6.5




 今季から新カピターノ(キャプテン)としてプレーしているわけですが、おおむねそれに相応しいパフォーマンスを披露してくれたのではないかと。

 特に1対1の強さに磨きがかかった印象がありますね。中でも一番印象的だったのが、ミラノダービーでイカルディとの1対1を止めたこちらの場面です。



 このシーンは本当に盛り上がりました(笑)


 そしてもう1つ特筆すべきはジェノア戦、ウディネーゼ戦と2試合連続でアディショナルタイムに決勝ゴールを奪った点です。

 あれが無ければ今頃勝ち点マイナス4で9位か10位ですからね…。ストライカーとしても見事な活躍ぶりでした。



クリスティアン・サパタ

セリエA;9試合
EL;5試合 1ゴール

評価;6




 シーズン序盤は出番がほとんどなかったものの、CBに故障者が続出してからはフル稼働。

 試合勘の欠如が心配されましたが非常に安定したパフォーマンスを披露し、チームの非常事態を救ってくれました。

 安定しているときのサパタは本当に頼りになりますね。


イグナツィオ・アバーテ

セリエA;13試合(途中出場4)
EL;3試合(途中出場1)

評価;6




 序盤はカラブリアの控えということで出番は少なかったわけですが、CBに故障者が続出したことでまさかのCBとして起用されることに。

 そしてまさかまさか、その起用に応えました(笑) スピードを活かしたカバーリングやボールホルダーへの鋭い寄せで地上戦(かつ1対1)ではほぼ完璧なパフォーマンスを披露してくれましたね。

 サパタ同様、チームの危機を救ってくれた頼りになるベテラン選手ですね。




マテオ・ムサッキオ

セリエA;11試合
EL;1試合

評価;6




 良くも悪くも安定したパフォーマンスという印象でしたね。
 致命的なミスも少ない一方、1対1(地上戦・空中戦問わず)でやられたりするシーンもちらほら。

 多分戦術的なチーム(≒組織で守るチーム)ではかなり活きる選手だと思います。ビジャレアル時代の堅守はおそらく戦術が良かったのでしょう。

 今のチームだとサパタ(好調時)の方が良いかもしれません。


イヴァン・ストリニッチ

セリエA;出場なし
EL;出場なし

評価;―



一切出場していないため評価できず。

練習復帰おめでとうございます。試合復帰後はまずリカロドの控えとしてどれだけの価値を示せるかですね。



マッティア・カルダーラ

セリエA;出場なし
EL;1試合

評価;5




 怪我のため1試合(それもデュドランジュ戦)しか出場できず。
 こう言っては何ですが、現時点で最も期待外れに終わった選手だと個人的には思います。

 まぁ別に好きで怪我しているわけではないですし、怪我前も3→4バックへの適応に時間がかかって出場できなかったという最もな理由もあるわけですが…。

 とはいえ昨季のDFリーダーであったボヌッチの代役として来たわけですからね…その穴を完璧に埋めるのは無理でも、準レギュラーとしてもっと出場してチームに貢献してほしかったというのが正直なところです。



ステファン・シミッチ

セリエA;出場なし
EL;1試合

評価;5.5




 彼もまた出場はデュドランジュ戦のみ。しかしカルダーラとは元の期待値が違うため評価に差を付けました。

 CBがサパタ以外不在となった時にもっと出番が増えるかと思いきや、ガットゥーゾ監督はアバーテをコンバートするという方法でこの難題に対処。

 まぁ正直出場機会を求めるならば移籍した方が賢明でしょうね…。


リカルド・ロドリゲス

セリエA;18試合 2アシスト
EL;3試合 1アシスト

評価;6.5




 ロマニョーリと並びDFラインの中心人物として君臨。

 今季は元々の強みであったキック精度だけではなく、安定した守備で対面の選手を抑え込み(フィオレンティーナのキエーザを抑え込んだのは驚きました。笑)、攻撃では足元の技術を活かしてビルドアップに貢献。また3バックの一角を務めるなどのポリバレント性も発揮。しかも怪我をしないというのも素晴らしいですね。

 強いて課題を挙げれば、ビルドアップにおいて右足にボールを持ち変えた時にもたつく所でしょうか。

 キック精度は申し分ないものを持っているだけに、それを活かし切れていない感はありますね。


 まぁ全体としてみれば今季前半戦のMVP候補の1人といって良いでしょう。




ディエゴ・ラクサール

セリエA;13試合(途中出場9)
EL;5試合(途中出場1)

評価;5.5




 イマイチ強みを発揮できていない印象です。
 スピードを活かしたオーバーラップが武器の選手ですが、一方でボールを持ったときのプレーがあまり得意ではないのかなと。

 ミランの左SBのレギュラーであるリカロドはビルドアップに積極的に参加していますし出来ているのですが、ラクサールはこれが出来ない。それにも関わらず代役時に同じ役割を課されているものですから、低パフォーマンスになってしまっているということでしょう。

 現状では4-4-2の際の左サイドハーフでの途中投入がベターな起用法だと思います。


[ 2019/01/03 12:47 ] 試合 採点&寸評 | TB(-) | CM(0)